カナディアンロッキーの移動中に、野生動物を偶然見られることがあります。
野生動物が見られるかは運次第
ですが、動物観察を目的とした現地ツアーもたくさんあって、おすすめです。動物観察は予定通りにいかないだけに、ツアーが終わるまでドキドキしっぱなしで旅行者を飽きさせることがありません。
クマなど冬眠する動物は見られませんが、オフシーズンの冬でも野生動物を見ることができます。
カリブー(トナカイ)・ムース(ヘラジカ)などのシカ科の動物は冬眠をしません。
鹿の角というとオスの象徴、といって間違いないのですが、カリブーはシカ科の中で唯一メスにも角があります。
カリブーの角は雄の抗争だけでなく、雪の中の餌を掘る役割もあるからです。
オスは繁殖期の春に角が生えて冬に抜け落ちるのに対して、メスは子供の餌を確保する冬に角が生えて夏に抜け落ちる、という面白い特徴があります。
マイナス20~40度の過酷な環境で、乏しい餌を探しながらたくましく生きてる野生動物の姿は、凛として美しいものがあります。
ハイウェイを横断中のビッグホーンシープ(オオツノヒツジ)
年間を通じて行われる現地ツアー「野生動物にも会えるバンフツアー<英語ガイド>」もおすすめです。
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