バンクーバーからシアトルへは列車が景色がよくておすすめ、と当サイトではお伝えしました。
切符はオンラインで自力で購入できますし、窓口で列に並んで購入するよりも、むしろ自力で購入しておくべきと思います。
ここでは購入方法をお伝えします。
まずはアムトラックのホームページへ。
ページ下側の「Buy Tickets」に色がついていて、その下に
「One Way(片道)」 「Round-Trip(往復)」 「Multi-City(複数の行き先)」の三つを選べるようになっています。
これらはあとからでも変更できるのですが、まずは「One Way」のまま進んでみましょう。
その下の「From」に出発地を入力します。(半角英数で入力)
ここではバンクーバー(Vancouver)からの例をお示しします。
二文字入力すると候補が出てくるのですが、va
だと候補が多すぎるので、4文字でvancと入力してみます。
もちろん綴りをすべて入力してもよいのですが、その場合は一文字でも間違えると表示されません。
Vancouver – Pacific Central Station Canada, BC (VAC) (カナダ、BC州)
Vancouver – USA, WA (VAN) (アメリカ、ワシントン州)
の二つが表示されます。
われわれが出発するのは、カナダ、BC州のバンクーバーです。間違わずに選びましょう。ワシントン州にあるバンクーバー駅も同じ綴りなのがややこしいところです。
次に右側の「To(行き先)」の入力です。
シアトル(Seattle)も先頭のse
の二文字から候補が表示されるのですが、多すぎるので四文字seat
を入力します。
Seattle – King Street Station, WA (SEA)
Seattle – Ferry Pier 69, WA (SVF)
の二つが表示されます。
ちょっとややこしいのですが、シアトル「駅」は上記の”King Street Station”なので、こちらを選択します。
ここまでで「バンクーバーからシアトルまで」、の入力が完了しました。上のように表示されているはずです。
その右側で、出発日と時間帯を入力します。
ここでは問い合わせがあったので、さらに往復切符の場合も含めて説明を続けます。
往復切符の場合は、左上のボタンの「Round Trip」を押すと切り替わります。
日付を選ぶボックスが増えて、往路と復路をそれぞれ選ぶようになります。
「Depart」の右側にあるカレンダーのマークを押してみましょう。
ここでは2015年10月22日を選択してみました
カレンダーをクリックすると、上のように日付が入力されます。
さらにその右側は時間帯で、
Anytime(時間帯指定なし)
Morning(午前)
Afternoon(午後)
Evening(夕方以降)
の4つから選ぶことができます。
ここではバンクーバーを午前中に出発するべく、「Morning」を選んでみました。
さらに、Return(復路)の日付を選んでみます。「One Way(片道)」の方はこの入力は不要です。
帰りを10月22日の夕方で選んだ場合の例です。
上記のような入力になります。
それでは、その下の段の人数の入力に移りましょう。
左から年齢に応じて
Adult(13~61歳)、Seniors(62歳以上)、Children(3~12歳)、Infants(2歳以下=無料)となります。
上記の例では娘さんと二人のお孫さんと往復する予定の方から問い合わせがあったので、モデルケースとして大人一人、高齢者一人、子供二人の合計4人で入力してみました。
人数を入力すると、上記のように、人数分のボックスが、さらに下に表示され、「Select(選択してください)」となっているはずです。
この例ですと4人分ですので、Passenger(乗客)1~4の4つのボックスが「Select」となって表示されているのがわかると思います。
それぞれには、身障者、軍属やその家族などのさまざまなタイプも含まれるのですが、ここでは日本人旅行者は大人=Adult、高齢者=Senior、子供=Childを選択するほかありません(身障者の方は、あらためてコメントで当方に問い合わせてください)ので、迷わず選びましょう。
あえていうとISICという国際学生証の保有者は、割引がきく列車もあるので当てはまるなら選んでおいて損はないでしょう。
大人二人、高齢者一人、子供二人の合計4人で、バンクーバーからシアトルへ往復する例としては、上記のようになるはずです。
ここまで入力したら、右端にある「FIND TRAINS」(列車の検索)ボタンを押します。
以下(その2)へ続きます。