バンクーバーからシアトル・ポートランドへ行くカスケード号には、軽食を販売する車両「ビストロカー」が連結されています。
上の写真にあるように、ハンバーガー、ホットドッグといった類の品揃えなので、「食事」というよりは「軽食」でしょう。
冷凍保存されたものを温めて売る程度なので、決して味や質に期待してはいけません。
私のおすすめは、クラムチャウダーです。
レストランと比較するような代物ではありませんが、決して悪くはないし、海を眺めながら走る沿線風景にもぴったりです。
海外で日本よりおいしい「ご飯もの」に出会うことはほとんど不可能と思いますが、ここの「チキン照り焼き丼(Chicken teriyaki rice bowl)」も予想通りかなり残念な仕上がりです。
ハンバーガーやホットドッグもピザもイマイチかな、、、ということで、ほとんど消去法に近いですが、クラムチャウダーを注文するのが無難です。
お酒の販売があるのは、この列車のひとつの売りです。
バンクーバーからシアトルへ移動するのはバスか車が一般的ですが、どちらも飲めません。
無料の飲料水もビストロカーにあります。
軽食や飲み物を確保したら、隣のラウンジカーでゆっくり海を眺めながら腹ごしらえするのがおすすめです。