バンクーバーからビクトリアへの行き方は、
①車(フェリーに車を積み込む必要あり)
②直通バス
③公共バス(スカイトレイン⇒バス⇒フェリー⇒バスと乗り継ぎが必要)➡最安
④飛行機(水上飛行機が人気)
⑤旅行会社によるツアー
のいずれかになります。
日本からの旅行者であれば⑤のツアーをおすすめしますが、個人旅行で自分のスケジュールで観光したい人には②の直通バスか④の飛行機がよいと思います。
ここでは、②の直通バスについてご説明します。
「Pacific Coach(パシフィックコーチ)」という会社が長年運行していましたが、2016年2月から「BCフェリーコネクター (BC Ferries Connector)」という名前に変わりました。いまのところどちらでも通じます。
通常片道料金$61.65と、③の公共バスの倍以上の料金ですが、乗り換えの手間や車内の快適具合からすると、コストパフォーマンスは決して悪くありません。
特にスーツケースを持ち運ぶ移動であれば、公共バスではなく直通バスがおすすめです。直通バスの預け荷物のルールについては別記事をご参照ください。
片道約3時間45分と、飛行機に比べるともちろん時間はかかります。
しかし、そのうち船が1時間35分で、移動というよりは車窓を眺めていても退屈しない旅です。
運行時刻は季節によって大幅に変わるので、必ず乗車予定日のものを確認しましょう。
「バンクーバーからビクトリア、ビクトリアからバンクーバーへの直通バス時刻表」のページもご覧ください。
切符はオンラインであらかじめ購入しておくことをお勧めします(バンクーバー駅・空港で乗車当日買うこともできます)。
バンクーバーでは、VIAやアムトラックの駅の中にあるバスターミナルから出発します。
他のページで、バンクーバー駅周辺の治安の注意点や、バンクーバー駅内で得られるものについても説明していますので、あわせてご確認ください。
色々な行先のバスが並びますが、出発時間にあわせて改札口が開いて乗車するシステムなので、バスを間違える心配はありません。
車内は二人がけの席が左右に並ぶ一般的なタイプですが、バスそのものが比較的新しいこともあって快適です。
バスごとフェリーに乗り込むので、フェリーの乗船口で並んだり、切符を別に買う手間が省けます。
フェリーにバスごと乗船したところ。
バスがフェリー内に収容された後、バスのドアが開けられ、船室に移動してくつろいだりデッキで海を眺めることができます。
対岸への到着が近づくと、「バスの乗客はバス内に戻ってください」と船内放送が流れます。
英語が聞き取れないかもしれませんが、この時間になると客が一斉に車やバスに戻っていくので、爆睡していなければタイミングを逃すことはなく、心配は無用です。
バスごとフェリーを下船し、ビクトリア中心のエンプレスホテルの隣のバスターミナルに到着します。
ビクトリアのバスターミナルはエンプレスホテルの真裏
(写真のバスターミナルの背景にあるのがエンプレスホテル)
バンクーバー空港とビクトリアを直通するバス便もあり、こちらも便利です。