カナディアンロッキーに列車で旅行する場合の拠点はジャスパーです。
バンフに比べるととても小さな町で、日本でいえば間違いなく「村」という規模です。
ジャスパーの駅と町は一体となっていて、駅から歩ける範囲内にホテルがいくつもあります。
いくつか泊まってみた感想としては、どこに泊まっても値段相応のサービスが受けられ、大きな差はない印象です。
ここでは、ジャスパーの町から離れたところに孤立してあるフェアモントホテル 「ジャスパーパークロッジ」をおすすめします。
レストランやサウナなどが入った本館の部屋と、離れたコテージの部屋が選べます。
離れた部屋でも、敷地内で無料のシャトルがありますので心配ありません。
敷地内でシカなどの野生動物が歩いているのをしょっちゅうみかけますし、眺めも良いので、私は歩くのが好きで結局一度もシャトルは利用しませんでした。
広々とした本館のロビーでは、たくさんの人がゆっくりとくつろいでいます。
もともとは大陸横断鉄道が作ったホテルですが、バンフやレイクルイーズのホテルのような荘厳さはなく、ロッジという名のとおりカジュアルな山小屋風のスタイルです。
クラシックな遊技場では子供たちが夢中になって遊んでいました。
氷点下のジャグジーは、とっても暖かくて快適です。
ホテルは湖畔にあるのですが、冬は天然のスケートリンクに変わります。
ホテルでレンタルして、ぜひお試しを。
ジャスパーの町から離れているので、ホテル内で食事することが多くなります。
いくつかあるレストランはどれもおいしいのですが、中でも人気は寿司屋で、この寿司を食べるためにジャスパーの町から離れたホテルまで来る人もいるそうです。
お客さんたちはみんな、うまい、うまいと連発していました。
レストランだけでなく、軽食を売る店もありますのでご心配なく。
ジャスパーの町との往復は、タクシーを利用することになります。
チェックインの場合は、無料のシャトルバスが迎えに来てくれるので、手段と到着予定時刻をあらかじめ伝えておきましょう。
カナディアン号は何時間も遅れることがザラですが、遅れて夜中になっていてもきちんと待っていてくれました。
フェアモントホテルは高いのですが、早めの予約やオフシーズンを狙うことで少しでも料金を下げることができます。
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