オカナガン観光の中心はケロウナなので、カナダ外からの観光客でオカナガン湖の南側を訪れる人はぐっと少なくなります。 素敵なワイナリーが密集しているので、訪問しないのはもったいないように思います。
サウスオカナガン(南オカナガン)の街のひとつオリバーは、町自体が「カナダワインの中心地(Wine capital of Canada)」を自称しています。
ナイアガラやケロウナ、ペンティクトンのような町をさしおいて「capital;中心地」だなんて、と私は思っていました。訪問してワイナリーの充実ぶりをみると、自称するだけのことはあると納得がいきます。
バローイングオウル・ティンホーンクリーク・Road13などなど、おすすめのワイナリー・レストランが無数にあります。
オリバーは、ケトルバレー鉄道の支線の町でした。駅の跡はいまも観光案内所として活用されています。
訪問するまで知りませんでしたが、福島県磐梯町の姉妹都市だという表示がありました。
今でこそ「ワインの中心地」を名乗っていますが、もともとはブドウ畑ではなく、チェリーや桃などの果樹園の町でした。
果物栽培は今でもとても盛んで、夏はあちこちら「U pick(あなたが収穫する=果物狩り)」の看板が出ています。ホテルでも新鮮な果物がたくさん出されます。 お酒が苦手な人や家族連れには、夏の果物狩りがおすすめです。
サウスオカナガンは、インド系移民が多く、あちこちにインド系の名前の看板をみかけます。知らずに訪問するとびっくりするかもしれません。