カナディアン号の象徴といえば、最後尾のパークカーだと思います。
中間にもスカイライン ドームカーという名の展望車があります。
ドームカーという名が示すように、真ん中が2階建てになっていて、ドーム型の展望座席になっています。
カナディアン号では、寝台車(ビジネス・スリーパーズ)の客向けのものと、座席車(エコノミー・コーチ)の客向けのものと二両連結されていることが通常です。
2階の展望席へ上がる階段。
車両の一部はラウンジ(休憩場所)になっています。
寝台車の客は最後尾のパークカーでくつろぐことが多く、そこで色んな人たちと会話を楽しむことになります。
座席車の客はパークカーには行けませんので、このラウンジでおしゃべりをしたりゲームをしたりしてくつろぐのが一般的です。
食事用のテーブルもあります。
寝台車の客は食堂車を利用しますので、このテーブルで食事することは通常ありません。
休憩場所になっています。
座席車の客は、ドームカーで軽食を販売していて、ここで食事をすることが可能です。
食堂車はあくまで寝台車の客優先で、寝台車の客でいっぱいの場合には利用できず、このドームカーで食事が提供されることもあります。
寝台車側のドームカーでは、コーヒー、果物、パン、ジュースなどが無料で提供されます。
座席車側のドームカーは、軽食の売店も兼ねています(寝台車側には売店はない)。