広大なカナダには6つの時間帯があります。
鉄道が廃止されたニューファンドランド島の時間を除いて、5つの時間帯がVIA鉄道の駅では表示されています。
大陸横断鉄道では時間帯をまたぐ時にに車内放送が流れます。
きちんと対応しないと、1時間くらい遅れているのに、「時間通りに走っているなあ」などと勘違いしてしまいます。
日本人にはなじみのない国内での時差ですが、さらにややこしいのは夏時間(daylight savingといいます)です。
特に夏時間の開始・終了といった移行時は気をつけましょう。
もっとややこしいことに、カナダ中部のサスカチュワン州だけは夏時間制度がありません。
どうして混乱しないのか不思議でならないのですが、カナダではこれが当たり前で、誰も「ややこしい」とは言いません。