カナダ旅行でバンクーバーに滞在するなら、ぜひともお勧めしたいのがウィスラー観光です。
ハイシーズンは冬
ウィスラー山とブラッコムという二つの巨大スキー場は眺めもよく、スキーやスノーボードをやる人には最高の体験となることでしょう。大都市バンクーバーから日帰りできる距離なのに、カナディアンロッキーに匹敵する大自然を満喫することができることがウィスラーの売りともいえます。
バンフなどとの大きな違いは、カナディアンロッキーは夏がハイシーズンですが、ウィスラーは冬がハイシーズンなことです。
日本とは比較にならない規模のコース
日本のスキー場と比較すると ・コースがとても長いので1回の滑走で満足
・上部は森林限界を超え、360度全方向がスキーコースのような絶景が広がる。一方で下部は針葉樹林の中を滑走することになるという、多種多様なコース
といった特徴があります。
スキーをしなくとも景色を楽しめる
スキーをやらない人でも、ゴンドラで中腹までのぼり、二つの山を結ぶピーク・2(トゥー)・ピークゴンドラに乗ることで、バンクーバー市内では見られない景色を眺められます
ショッピング・レストランの充実
ウィスラーの特徴の一つが、「ウィスラー・ビレッジ」です。ゲレンデと街(ショップ・レストラン・ホテル)が直結しており、日中はもちろんのこと、日没後もショッピングや食事の選択肢がたくさんあります。
カナダにある他のスキー場では、レストランも買い物もごくシンプルですし、日没後はほとんどが閉店になってしまいます。
バンクーバーからウィスラーへの行き方
バンクーバーから日帰り可
バンクーバーからの行き方は、バスかレンタカーで、片道2時間弱です。夏はドライブが快適なのでレンタカーもおすすめですが、冬は路面の凍結もあるのでバスを利用しましょう。
もっとも一般的なのが「スカイリンクス(skylinx)」バスで、バンクーバーのダウンタウンからはもちろんのこと、バンクーバー空港からウィスラーまでを直結しています。
最近は、「エピックライズ(Epic Rides)」という会社のバスも人気です。
スカイリンクスより安い価格設定が人気の理由であり、また、始発がスカイリンクスよりも早いのでいち早くゲレンデに着きたい人にはおすすめです。
「日帰り可能」とはいったものの、できることなら宿泊しての滞在をおすすめします。
また、バンクーバーからウィスラーの道中にもいくつか観光スポットがあります。
バスは途中でとまりませんので、途中の観光スポットは見逃すことになります。
観光が目的であれば バンクーバー発の「ウィスラー1日観光<日本語ガイド> 」や 「日曜日限定・ ウィスラー一日観光(観光ゴンドラ券付き)」のような現地ツアーが、バス乗り場で並んだりする時間が不要のため効率よくておすすめです。
ウィスラーの難点は価格
特にリフト券はとても高い
ウィスラーに限らず、カナダの物価は全般的に日本より高いと感じることでしょう。ウィスラーはリゾート地なので、宿泊費・食費などのすべてがカナダの中でも高めです。
さらにいえば、バンクーバーなど他の宿泊費は冬がオフシーズンで安くなるので、冬のウィスラーの宿泊費は際立って高く感じるかもしれません。
また、リフト券は、日本のスキー場に慣れた人には驚くほどの値段かもしれません。
2019-2020シーズンでいえば、現地窓口での当日券は$180前後(日によって異なる)であり、日本円にすると約1万5千円(!)となります。
少しでも安くするためには、オンラインでできるだけ早く購入することが必要です。
また、2日券、3日券と長くなるほどに1日当たりの値段が安くなるのも重要なことといえるでしょう。
夏のウィスラーも最高!
ウィスラーは冬がメインのリゾートですが、夏のウィスラーももちろんオススメです。というのも、ウィスラーはもともとは、アルタ湖(Alta Lake)を中心に、夏をすごす湖畔リゾートとして開発されました。
他にもニタ湖(Nita Lake)を始めとしてきれいな湖がたくさんあり、湖畔を散策したり、湖水浴をしてカナダの自然を満喫できます。
一方で、スキーゲレンデは、マウンテンバイクの聖地へと様変わりします。
実はゴンドラは自転車を乗せられるようにそもそも作られており、世界中からマウンテンバイクのライダーが集まります。
マウンテンバイクをしない人が絶景を楽しむことももちろんできます。
ガリバルディ湖など、トレイルが充実しているのも夏のウィスラーのいいところです。
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